10/31-12/20企画展「食をつくり、地球をつくる」 開催

2014/10/17

10/31-12/20 企画展「食をつくり、地球をつくる」  開催

 

3×3Labo「触れる地球ミュージアム」(主宰;竹村真一)が、このたび東京駅前にて10月31日からリニューアル・オープンします。新拠点は東京駅・日本橋口を出て正面の日本ビル6F(地図参照)。

 

開館記念の新企画展は、食欲の秋にちなんで「食をつくり、地球をつくる。」〈協賛;全国農業協同組合連合会(JA全農)/全国農業協同組合中央会(JA全中)〉。本年5月に本ミュージアムで開催した企画展「地球食のデザイン」(協賛;味の素株式会社)に続き、今回はより世界と日本の農業問題、また「未来食」としての日本食の可能性にも焦点をあて、私たちの食と農の未来をデザインするヒントを探ります。

 

コメ作りを中心とした日本の農業は、水田という高度な治水・利水システムを軸に、食糧を生産しながら洪水の多発する急峻な国土を調律し、生物多様性を保全する優れた仕組みを、千年以上の時間をかけてデザインしてきました。いま世界中で農業による環境負荷、自然資本の枯渇が問われるなかで、このサステナブルな農業システムは未来へのヒントを秘めています
TPPなど日本の農業は岐路に立っていますが、一時的な政治動向に左右されることなく、長期的な視点で日本の食と農を支えるソーシャルデザインを再評価し、次世代にしっかり継承すべき時ではないでしょうか?

 

また、日本食(和食)がこのたびユネスコの無形文化遺産に登録されました。しかし、人々の暮らしのなかで脈々と生き続け、日々の食文化にその思想と方法が継承されていてこその「無形」文化遺産です。いまの”日本人の食”の現状は果たして無形文化遺産の名に値するでしょうか?

 

米を中心とした「一汁三菜」の優れたPFCバランス、食材の栄養価と保存性を高める「発酵」や「天日干し」の魔法、芳醇な「うまみ」の出汁(だし)を素人でも簡単に作れる”ファストなスローフード”としての昆布やかつお節など、未来に継承すべき地球的な文化資本としての日本食。

 

こうした「未来食」としての日本食と日本農業のバトンを、今しっかり握り直して次世代に渡すために、企画展とともに多彩なゲストを招いてトークショーを展開します。御期待ください。

 


10/10 第4回CPV地球価値創造フォーラムCreating Planetary Value 開催 10/31 企画展オープニングイベント「地域×食と農」基調講演 竹村真一
10/10 第4回CPV地球価値創造フォーラムCreating Planetary Value 開催
10/31 企画展オープニングイベント「地域×食と農」基調講演 竹村真一
触れる地球ミュージアム
©2014-2016 Earth Literacy Program