2018年の台風

2018/11/19

気象庁によると、今年、日本に接近・上陸した台風の数は11月現在までに15個で、年毎の統計でも多い年に入るそうです。今年の夏は台風が多かったことが記憶に残っている方も多いのではないでしょうか。「触れる地球」「SPHERE」でも今年の台風に関するコンテンツを新規で制作・配信しています。台風シーズンの終わりに、まとめとしてこれらのコンテンツをご紹介したいと思います。

 

・台風7号と7月豪雨

台風7号(アジア名・プラピルーン)は、6月27日に発生、九州の西海上から日本海を通過して7月4日に温帯低気圧に変わりました。台風そのものはあまり強い勢力ではありませんでしたが、台風の通過後梅雨前線に大量の湿った空気が供給されたことによって、北海道や西日本で記録的な大雨となり、大災害がもたらされました。

「触れる地球」「SPHERE」ではこの期間の雲画像・降水量・台風の軌跡コンテンツセットで収録しています。最初に北海道、次に西日本にかかって数日間続く梅雨前線の雲と降水の状況に注目してご覧ください。

 

・2018年夏の台風

今年の台風を語るうえで重要なのが、8月の発生・接近数の多さです。本コンテンツは、7月下旬の迷走台風・12号(ジョンダリ)から関西地方に大きな打撃を与えた9月初旬の21号(チェービー)までの台風の雲画像・軌跡を収録しています。東から西へ進んだ迷走台風,カリフォルニア沖から西進して「台風」になった越境台風なども含まれています。今年の夏の台風の数とバリエーションに注目してご覧ください。

また、「触れる地球」の特徴であるコンテンツの重ね合わせ機能で、「海水温偏差=その日の海水温が過去数十年の水温と比べてどのくらい高いor低いか」と台風の雲・軌跡を重ね合わせることができます。この重ね合わせで「なぜ今年の夏はこんなに台風がうまれたのだろう?」という少々マニアックな疑問にも答えられるかもしれません。

 

・2018 台風24号・25号

9月中旬~10月初旬に同じようなルートをたどって日本に上陸または接近した2つの台風です。24号(チャーミー)は太平洋側での停電・塩害や、首都圏の鉄道の計画運休をもたらしました。25号は24号よりも北寄りのルートをとったため、日本に直接的な影響はありませんでした。

これらの台風は非常に強い勢力にまで発達したため、目がはっきりしていく成長の段階、北上してだんだん形が崩れていく様子などをご覧いただけます。「触れる地球」ではこの発達の状況を詳細にご覧いただくため、通常よりも枚数が多い1時間おきの雲画像を用意しています。

 

 

これらの3コンテンツは「触れる地球」「SPHERE」で順次配信中です。また,3×3 laboなどの公開施設でもご覧いただけます。

(管理者でごれらのコンテンツをご希望の方はtem-info@elp.or.jp までご連絡ください)


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